子供乗せ電動アシスト自転車 2015

基礎知識

子供乗せ自転車とは、子どもを2人まで乗せていい自転車のことを言います。

【見分け方】

「幼児2人同乗基準適合車BAAマーク」が付いています。
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大人1人と子ども2人が乗ると総重量は100kg近くになります。
この重さは、普通の自転車では強度や安定性に問題があるり、このマークのない自転車で三人乗りをすると道交法違反になっていますので注意。
子どもが1人なら、普通の電動アシスト自転車にチャイルドシートを取り付けて使っても道交法的には問題ありません。

【主な自転車メーカー】

市販の子供2人乗せ電動アシスト自転車は、有名自転車メーカー3社
・ヤマハ
・パナソニック
・ブリジストン
のものがほとんどで、これらの会社から『子供乗せ適合車』として販売されている自転車であれば、『強度と安定性』も法律上も問題なく安心して使えます。

【2人乗せメリット・デメリット】

メリット
①足元が広く、スカートでも乗りやすい。
②手元ハンドルロック
③軽がるスタンド
④重心が低く安定しているため転倒しにくい。
⑤子供の乗せ降ろしが楽になる仕組みがある。
など、
デメリット
①子乗せ卒業後、普通自転車として使いにくい
②重量が重い
③駐輪場などで手で持ち上げるのが大変。
④アシストレベルが少し弱い。
⑤一般に、子供乗せモデルはアシストレベルが低い
※子を乗せて使っているときは、スピードを出さないので問題はなのですが…

【何歳から乗せるか】

法律上は6歳以下の子ども
とはいっても実際には、首もすわって、しっかりお座りができる1歳前後から乗せる方が多い様です。
前抱っこは道交法的違反
エルゴやビョルンのような前抱っこ紐をしながら、自転車に乗るのは道交法的には違反になりますので注意!
おんぶの場合
都道府県によって規則が違います。よく調べてからおんぶしましょう。
ダメでも乗ってる人は多いですが・・・

メーカー

【ブリジストンHydee.IIは1番人気!】

Hydee.IIは雑誌VERYとのコラボモデルで、タイヤは26インチと大きいものが採用。オシャレなデザインが人気の秘訣。つや消しブラックと白が売れていますが、あまりにもあちこちで見かけるので、少し違う色を探す人もいます。
2015年モデルにはカラーバリエーションが増えました。お値段は他より5000円~1万円程度高めです。
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【実は同じ製品】

ヤマハPASSとブリジストン・アンジェリーノは同じ製品。ヤマハとブリジストンが両社で共同開発した自転車だからです。大きな所では、電動自転車ユニットがヤマハ、車体はブリジストンを使って販売しています。その他の同じ所は、前乗せのチャイルドシートはブリジストン製のもので同じものが採用されています。

違う所
①カラーバリエーション
②ライト
③買い物バスケット
④後ろ乗せチャイルドシート

写真で比較すると良く分かります。
ヤマハPAS Kiss(ミニ)
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ブリジストン アンジェリーノ(プティット)
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【2014モデルから人気のパナソニック】

パナソニックの2014モデル以降は、
・操作性
・チャイルドシート
が大幅改良されたギュットシリーズが一番の売れ筋。特に使い勝手が良いのは、チャイルドシートの操作は、なんでも片手でできる所。子供の乗せ降ろしは操作が簡単で、忙しいママにとっては嬉しい所。

【丸石サイクルふらっか~ずアシスト】

丸石サイクルの自転車は、ヤマハのモーター・バッテリーが搭載されています。
【特徴】
同じタイヤサイズのアンジェリーノeなどと比べておよそ2kgほど軽い。子ども乗せ自転車は重いので少しでも軽い自転車を選びたい人にはオススメです。

【その他のメーカー】

他の人と違うモノを持ちたい方や、値段の安いものを探したい人にオススメ。でも、デメリットもあるので注意!
【デメリット】
①販売チャネルが少ない
②ネットなどの通販では入手困難
③故障メンテナンス

【豆知識】

ヤマハの電動自転車ユニット
国内の電動アシスト自転車は、シェア50%以上の割合でヤマハのモーターを積んでいることになります。ちなみに、パナソニックは独自製品

タイヤ編

【タイヤの大きさとタイプ】

①前後ともに20インチ(小さい)
②前後ともに26インチ(大きい)
③前は20インチ・後は26インチ
街中最もよく見かけるのは20インチ小径タイプ。
【理由】
①ふらついても両足で踏ん張れる高さ。
②重心が低く安定している。

【ペダルひとこぎで進む距離】

タイヤの大きさが違っても、実は進む距離は変わりません。なぜかと言うと、タイヤとギアの比率の関係でペダルを一回こいだときに進む距離は、大径タイヤと小型タイヤで調整されているからです。
但し、電動自転車は時速23kmを超えるとアシストしてくれなくなります。この場合、小径タイヤはスピードが出ません。
子どもを乗せている間は、せいぜい時速15km程度なので問題ありません。

【小型タイヤのメリット】

小型タイヤは高さが低いので、子どもの乗せ降ろしが楽です。車高の低い自転車のメリットです。

【小型タイヤのデメリット】

小径タイヤはタイヤが太いのでレールタイプの駐輪場でレールに入らない場合があります。
【注意】
無理矢理入れると軸に付いている速度センサーを壊してしまいます。
【破損した場合】
電動自転車のシステム上、全くアシストをしなくなり、ただの重たい自転車に大変身!
2013年ごろから小径タイヤでも速度センサーがタイヤに内蔵されているタイプもあり、速度センサーがレールと干渉しないモデルも出ているので、購入前にカタログなどで必ず確認しておきましょう。

 

チャイルドシート編

【チャイルドシートの位置】

子供の成長は一人一人違うので、ご参考までに!
【前乗せ】1歳半〜2歳まで
赤ちゃんは目が届く前乗せが安心。
カタログには、3歳未満と書いてありますが、実際には、2歳ぐらいまで。
冬場は、ものすごく寒い位置なので、防寒対策が必要。
【後乗せ】1歳半から6歳未満
長く使うのは後ろ乗せチャイルドシート。
後ろ乗せは、目が届かないのでチョット心配ですが、シートベルトをしておけば、寝てても落ちません。

【前乗せチャイルドシートの使用期間】

前乗せチャイルドシートは、1歳半〜2歳半頃まで。つまり、前乗せタイプの自転車は1年ぐらいしか使えません。節約のために後ろ乗せ年齢まで待つのも一つの選択方法です。
※知人の場合、保育園や幼稚園入学時がタイミングで買ったそうです。

【2人乗せモデル購入の場合】

製品ラインナップには、前後にチャイルドシートが付いているモデルはありません。追加でチャイルドシートを購入する必要があります。
bikke2e/PASバビーのように前チャイルドシートとバスケットを両方同時に搭載できる自転車もありますので、二人乗りはこちらがオススメ。
ネットで購入する場合は、同時に購入して取り付けて配送してもらいましょう。後付けは工賃がかかる場合もあります。
一般に、チャイルドシートは自分で取り付けることも出来ますのでご心配無く。

【フロントチャイルドシート有効活用】

フロントチャイルドシートは、足を出す部分が開閉構造になっているため、閉じると買い物かごになります。
バスケットに交換もできますが、チャイルドシートをそのまま買い物かごとして使っている人も多い様です。

【後ろ乗せモデル購入方法】

『後ろ乗せモデル』はHydeeIIなどのごく一部です。後ろのせタイプを購入する方法は、
①最初から『後ろ乗せモデル』を購入
②チャイルドシートが搭載されていないモデルで、子供載せ対応モデルを購入
の方法になります。
②は、チャイルドシートの価格を引いた価格帯になっています。
通販などで購入する場合は、特に自転車とセットで購入して取付費と送料を浮かせましょう。

バッテリー編

【主なバッテリーの仕様】

【サイズ/容量】
メーカー毎に多少違いますが大体2種類。
普通サイズ:8.9Ah
大容量タイプ:12Ah程度
電気代はバッテリーの容量、電力会社、契約内容によっても違いますが、7~10円程度。
【交換時期と値段】
交換時期:3〜5年
値段:4万円前後
※交換時期は、乗る距離やバッテリー容量に依存する。
【繰り返し充電回数】
800-900回程度(2014モデル)
※少し古いと、350-400回程度のものが多かった。

【大容量バッテリーがお得】

大容量バッテリーの方が充電回数が少ないので劣化が遅い。→長く使用出来る!
※標準タイプのでも、一昔前の大容量として販売されていたので、必ず大容量を選ぶ必要はないのでライフスタイルに合ったバッテリーを選びましょう。

【大容量タイプを選ぶ時のポイント】

①幼稚園の送り迎えなどで毎日使う。
②坂が多いところに住んでいる。
③行動範囲が遠い。(目安:10km)
④交換バッテリーのサポート年数を確認
注意
輸入品、無名メーカーなどの電動自転車を購入する場合、数年後に交換バッテリーが入手出来るか確認しておきましょう。

【長く使うコツ】

バッテリーを長く使うコツは、出来るだけ充電の回数を減らすこと。
バッテリー残量が出来るだけ少なくなってから充電すると、充電回数を減らすことが出来ます。
【目安】
モニターの表示10%程度になってから充電するとよいでしょう。

 

オプション編

【子どもヘルメット】

【必須】
価格:1500円~5000円
ヘルメットの値段はピンきりで、
最初に購入して子供に習慣づけておきましょう。違いはデザインやブランド力です。
子どもが気に入ってくれるものを選ぶとよいでしょう。
ポイント
ネットで探すと、種類が豊富!

【盗難防止チェーン】

価格:1000円~5000円
盗難を心配して買う人は多いが、結局、面倒になり使うのは最初だけ。
どのメーカー電動自転車も3年盗難保険がついているので、それで十分という人も。
ポイント
ネット購入:おまけで付けてくれることが多い。
100円均一:さびに強くて、鍵の抜き差しがスムーズにできるタイプが選ぶポイント。
また、ポールなどにくくり付けて固定できるように長めのを選びましょう。

【チャイルドシート用のレインカバー】

価格:3500円~7000円
雨の日は乗らない:不要。
の日は乗る:必須のアイテム
メーカー純正は高いと思うあなたは、安くてかわいいデザインのものも販売されています。
チャイルドシートとあうか検討してから購入してください。
代用品:必要かどうか判断に迷ったら、カッパで代用してみましょう。

【防寒具】

価格:0円~
◆前乗せ◆
【必須】風が直接当たるので、凍えるほど寒いので必ず防寒具を用意して下さい。
◆後ろ乗せ◆
親が風よけになるため、必須ではありませんがちゃんと厚着させましょう。
代用品:レインカバーやブランケット

【防犯登録料】

【必須】
価格:500円
自転車の防犯登録は法律で義務化されています。
防犯登録は、都道府県ごとのデータベースになっていないため、近所の自転車屋で、登録しなおす必要があります。
ネットで購入する場合は、少し面倒らしいので注意してください。

【空気入れ】

【必須】
価格:1000円~
家にある普通のポンプで十分です。
子ども乗せ自転車は空気の減りが早いので、週に一回程度点検しましょう。
通常の自転車より固めに空気を入れておきましょう。
新しく買う場合のポイント
①手軽に使えるもの
②空気圧がわかるもの

【傷害保険と賠償責任保険(TSマーク)】

【TSマーク】
自転車安全整備士が点検整備した普通自転車に貼付されるもので、
このマークには傷害保険と賠償責任保険が付いています(付帯保険)。
青色マーク:1500円前後
赤色マーク:2000円前後
TSマークの自転車整備料金は統一料金ではありません。
各お店により整備料金が違うのですが、1000~2000円と見ておけばよさそうです。
詳しくは、下記HPを参照して下さい。
http://www.tmt.or.jp/safety/index2.html

購入時期編

【新モデルが発売時期】

電動アシスト自転車は、毎年1回、モデルチェンジしています。
【主なメーカー】
    ヤマハ、ブリジストン、パナソニック
【時期】
12月~2月頃
一度に全車種が発売されるのではなく、最初に一番基本的なモデルが発売。
パナソニック:ギュット
ヤマハ:Pass Kiss
ブリジストン:アンジェリーノ
その後に、デザインモデルアニーズ、bikke2、新モデルが発売。
入学シーズン前までには新製品が出そろいます。

【新製品を安く買う時期】

幼稚園・保育園の入学準備シーズンが、割引セールやオマケ付きセールが盛んな時期。新製品を少し安く手に入れたい人はこの時期を狙いましょう。

【とにかく安く購入出来時期】

新モデルが出る12月頃に現行モデルが安くなる。
大きく値が下がるのは、新モデルが出てからで、3000円~1万円程度安くなる程度です。
3割引とか半額というような在庫処分激安セールにはならないので時期を見極めて購入しましょう。

【旧モデル購入の注意】

電動アシスト自転車は、まだ発展途上の製品のため旧モデルと比べると大幅に改良・機能向上していることがあります。
ここ数年の変化で言うと、
①バッテリー容量が大きくなった。
②急速充電できるようになった。
③タイヤから飛び出していたセンサーが内蔵になって、壊れにくく駐車しやすく。
④チャイルドシートのベルト長さ調整が簡単になった。
⑤自転車の重量が軽くなった。
特にこの点はチェック
①充電時間
②容量
③繰り返し充電回数
など。
特に、ここ数年のリチウムイオンバッテリーの進歩は著しい。購入時には、バッテリーの改良点は必ずチェックしておきましょう。

【2015年の新モデル】

どの会社も大きな変化はなく、細かい改良で目立つ変化はカラーの違いなどです。
2014年モデルが安く買えるなら選択肢に入れても良いでしょう。
また、大幅な値下げは見込まれないので、量販店でポイントをつけてもらう方法やクレジット払いでポイントを貯めるといった工夫を!